サフィールのソールガードについてご紹介
サフィールとは?
サフィールの設立は100年ほど前の1920年です。
なんと一世紀も前に誕生している歴史あるブランドです。
サフィールは1925年に開催されたパリ万博博覧会にて金賞を受賞したことで知名度がいっきに広がりました。
世界から一流のシューケアブランドと認知してもらえたサフィール。
たくさんの研究と皮革製品や靴業界における世界的なトップブランドとの密接な協力関係により「プロフェッショナル」のためのレザーケア用品としてサフィールの商品は作られました。
サフィールのソールガードの成分
サフィールのソールガードの主成分は植物性油分で占められています。
その中でもメインになるのが、セサミシードオイルとアボガドオイルです。
この二つの成分は美容液によく配合されている油です。
人間の肌の美容や健康に使用されるこの成分は、革靴にとっても効果ありです。他のオイルに比べてサフィールのソールガードは染み込みが良いので納得です。
サフィールのソールガードの良いところ
レザーソールの乾燥を防ぎ摩耗を減らす
レザーソールは本革が使われているため、革靴本体と同様に定期的にお手入れをしてあげる必要があります。
革靴のアッパー(本体)の部分のお手入れには多少なりとも気を使うけど、ソール(靴底)には目も暮れないということが結構あるあるなんじゃないでしょうか。
ゴム製の場合はそれでも特に問題ないのですが、革製のソール(靴底)の方は注意が必要です。
レザーソールも当然、アッパー(本体)と同様にお手入れをしないと、乾燥していきます。
レザーソールは乾燥すると固くなるので、地面と接触した時により摩耗が進むようになります。
そこで、サフィールのソールガードを使うことで適度に保湿してあげて柔らかくすることで、摩耗を軽減することが出来るのです。
歩き心地が良くなる。
サフィールのソールガードを使うことで柔らかくなったソールは、歩行時の足への負荷を軽減してくれます。
それによって、歩き心地の向上を感じることが出来ます。
サフィールのソールガードの気になるところ
オイル状のサフィールのソールガードは、瓶の容器の中にたぷたぷに入った状態で売られています。
使用する際は、瓶のキャップを開けてオイルを布に含ませてソールに塗り込んでいくのですが、
まず瓶の容器の出口が狭くないので、ドバドバと勢いよく出ないようにする注意が必要です。
また、瓶の蓋を開けたままにして倒してしまった時、これが一番最悪なケースです。
あたり一面ヌルヌルのテカテカになってしまいます。
サフィールのソールガードの使い方
ソールをブラッシングする。
革靴のお手入れをする際にはブラッシングが基本になりますが、ソールのお手入れをする際にもまずはブラッシングを行いましょう。
ブラシは普段使用しているものとは別に用意します。
ヤワタ博士 靴底をブラシでお手入れなんて必要?なんて思われるかもしれませんが、靴をお手入れするときや、革底仕様の革靴をお持ちの方には是非実践して頂きたいです。 靴底を[…]
ソールにはアッパー(本体)側よりも埃やゴミが付着しています。
しっかりブラッシングを行い払い落としましょう。
サフィールのソールガードをクロスにつける
ソールガードの液体をクロスに付着させてレザーソールに塗っていきましょう。
ソールガードのキャップを開けた際にはボトルを倒さないように注意しましょう。
1日ほど乾燥させる
通気性の良いところでサールガードを塗ったソールを乾燥させましょう。
乾燥前に履いて外出してしまうと、埃やゴミが付着してしまい汚れるだけでなくカビの原因にもなり得ます。
まとめ
サフィールのソールガードは、使うだけでレザーソールの摩耗を抑えて寿命を延ばし、なんと履き心地さえ変化を与えてくれます。
布さえあれば誰でも簡単に使うことが出来るのも魅力的です。
ただ一つ、容器を開けっ放しにして倒さないように気をつけるようにしましょう。
こぼしてしまえば、主成分はオイルなので後始末が面倒です。
是非、人に見られることの少ない陰に隠れたレザーソールを、しっかりお手入れしてあげて可愛がってあげてください。