なにもしないでいると、気が付いたころには靴の中が砂漠のようにカラカラになっているかもギョ~
インソールが乾燥するとどうなる?
革靴のインソールとして採用されることが多いレザー製のものは、お手入れを怠ると乾燥してしまいヒビ割れなどの原因になります。
ヒビ割れを起こすと見た目が良くないだけでなく、履き心地が悪くなります。
インソールとしてのクッション性が失われるわけではありませんが、歩くたびになんとも言えない気持ち悪い感触が足の裏から伝わってきます。
中古で購入した革靴のインソールが乾燥しきっていたことがあったのですが、履いて歩くと、そのヒビ割れ部分が妙に足裏に変な感触を感じさせます。
インソールがカサカサに乾燥なる原因
革靴の革製インソールが乾燥してカサカサになりヒビ割れてしまう原因は、油分が抜けてしまうことです。
革靴外側(アッパー)の乾燥については、油分が抜けきらないようにお手入れをして適度な保湿を行う方は多いのですが、インソールが革の場合も同様に油分が抜けてしまうのにも関わらず注目されることが少ないです。
革製のインソールは、同じように油分が抜けるということを覚えておきましょう。
インソールの乾燥を防ぐ簡単お手入れ方法
靴の中のほこりやごみを取り除こう
まず初めに、革靴内のほこりやゴミを取り除きましょう。
ブラッシングで払ってしまいたいところですが、革靴内でそれをすることは難しいでしょう。
インソールのほこりやゴミ取りでは、革靴用のブラシでは大きすぎてブラッシングすることが出来ません。
特に革靴のつま先部分にほこりやゴミがごっそり溜まっているはずです。
つま先に溜まっているほこりが革製インソールの油分を吸収してしまうので、より乾燥を勧める原因になってしまいます。
そこでオススメの道具があります。
棒の先端にパイルという短い繊維が使われており、ほこりをキャッチして逃がしません。
「ほこりんぼう」は棒状のため狭い隙間に使用することが出来るので、つま先のようなお手入れし辛い箇所でも難なく使用することが出来ます。
ほこりやゴミを除去できたら、モールドクリーナーを使って簡単に除菌をしておきましょう。
モールドクリーナーを使えば除菌以外にもカビの予防としても使えるので重宝します。
スプレータイプのモールドクリーナーは簡単でお手軽に使うことが出来るのでお勧めです。靴箱に一つ入れておきましょう。
保湿クリームを塗る
余計なほこりやゴミを取り除けたら、クリームを塗っていきましょう。
その際には無色のクリームを塗るようにしましょう。
使用するクリームでおすすめなのは「 1909シュプリームクリームデラックス 」です。
革への浸透力が良く、どんな革製品にも使用することが出来るので万能に活躍してくれます。
インソールに指で塗っていき、浸透するのを待ちましょう。
最後に布等で余分なクリームを拭きとれば作業完了です。
総評
お手入れが好きなひとでも、見落とされがちなインソールのお手入れについてご紹介しました。
革靴の履き心地をキープするには大切なことなので、地味ながらしっかり行うようにしましょう。
特に長い間革靴を履かないようなときには、しっかり靴の中までお手入れするようにしましょう。