ブートブラックとは?
ブートブラックは、株式会社コロンブスの最上位ラインに位置する靴磨き用品のシリーズです。
ブートブラックはコロンブスの最上位ラインの製品であるが故、他の製品に比べると流通しているお店が少ないので探すのに少し苦労するかもしれません。
ブートブラックの一つ下のグレードの位置づけのシルバーラインは、300円程の差がありますが、クリームを塗った後の艶をしっかり与えたい方はブートブラックの最上位ラインのものを手に入れることをおすすめします。
ブートブラックのダークブラウンの主成分と効果
ブートブラックの靴クリームの主成分は大きく3種類に分類出来ます。
- ろう
- 油脂
- 有機溶剤
・ろうの効果
ろうとはいわゆるワックスのことです。
ハチの巣から採れるビーズワックスや、ヤシから採れるカルナバワックスなどがあります。
ろうの効果としては、使用したものに光沢を与える事が出来ます。また表面をコーティングすることで、水分の蒸発を防ぐことが出来るので乾燥することを遅らせることが出来ます。
・油脂の効果
革に栄養を与える効果があります。
油脂を注入することで、革自体の艶を増すことが出来、また乾燥を防ぐことができます。
・有機溶剤の効果
クリームに含有しているろうや油脂を溶かしてクリーム状にする効果があります。
ブートブラックのダークブラウンの使用手順と見た目
僕のお気に入りのスコッチグレインの匠シリーズをモデルにしてご紹介します。
この革靴もブートブラックのダークブラウンによって育てられ渋色になりました。
ブラッシングでごみやほこりを落とそう
クリームを均一に塗布するために、馬毛のブラシでブラッシングをしてごみやほこりを落としましょう。
また前回のお手入れの時にクリームを塗布している場合はステインリムーバーなどのクリーナーを使用して、元のクリームを落としてあげてから新しいクリームを塗るようにしましょう。
ペネトレイトブラシやスポンジでクリームを塗りこもう
ペネトレイトブラシなら手を汚さずにクリームを塗りこむことが出来るのでおすすめです。
ただ、今回は近くに合ったスポンジで革靴にクリームを塗りました。(笑)
革靴の余計なごみやほこりを落としたら、次はクリームを塗りこんでいきましょう。
指でも布でもスポンジでも何を使ってクリームを塗っても問題ありませんが、ペネトレイトブラシが一番手を汚さずに均一に革靴に塗りこんでいくことが出来ます。
革靴にクリームを塗りこんだあとは5分ほど、クリームが染み込むのを待ちましょう。
そしてまたブラッシング
塗りこんだクリームが馴染んできたら、豚毛の固めのブラシでブラッシングしてさらに革にクリームを馴染ませていきましょう。
仕上げにクロスで磨き上げよう
ここまでくれば革靴に深みあるブラウン色が輝いているはずです。
ブラッシングの後は、クロスを使って磨きあげましょう。
どんな布でも問題ありませんが、靴磨き用のものを使うことでより光沢を与える事が出来ます。
鏡面磨きをするときにも活躍してくれる「ハイシャインポリッシュクロス」がおすすめギョ。指に巻き付けやすい形状をしているギョから磨きの作業が不慣れな方でも簡単に巻いて磨くことが出来るギョ。
光沢が出てブラウン色も深くなって渋く仕上がったぎょね。また明日から履いて行くことが楽しみギョ。
総括:深いブラウン色が好きな方には是非ともオススメ
ブートブラックのダークブラウン色のクリームを紹介しました。
明るいブラウンよりも暗めのブラウンが好きな方は是非、
このブートブラックのダークブラウンで革靴を育ててみて下さい。
乳化性なので革靴にとって見た目だけでなく栄養を与えることが出来るので一石二鳥なクリームだと思います。